企業で実績があり、電話で経費削減のためにクラウドPBXが導入されているナイセンクラウドの口コミや評判、料金を徹底解説していきます。新型コロナウイルスの影響によってテレワークなどオフィス以外の場所から業務を行うケースがかなり増えております。場所を選ばず電話業務ができるサービスとしてクラウドPBXが注目されています。そこでおすすめとなるのがナイセンクラウドです。
ナイセンクラウドの基本情報について
ナイセンクラウドはアイティオール株式会社が運営しているクラウドPBXです。ビジネスフォンが利用できるため、外回りの多い方、忙しくて電話が中々てもとにない方におすすめ。テレワークなどの在宅勤務でも手軽に電話業務が実現できることから2500社以上の企業と15000のユーザーで導入されている実績があります。導入事例は株式会社メルカリや株式会社メルペイ、株式会社セブン·グローバルレミットなどで実績があります。
| 運営会社 | アイティオール株式会社 |
| 設立 | 2007 |
| 所在地 | 東京都港区芝大門1-16-7 幸伸ビル3階 |
| 費用 | 2000円~ |
| URL | クラウドPBX「ナイセンクラウド」 |
ナイセンクラウドのサービスと特徴
以下、クラウドPBXサービス ナイセンクラウド のサービス内容と主な特徴をまとめるね。導入を考えているならイメージしやすいと思う。
🎯 主な機能・特徴
ナイセンクラウドが提供する機能・特徴はかなり多彩で、以下のような点が挙げられる。
- PC・スマホ・IP電話機で発着信・内線対応可能
オフィスではIP電話、外出先ではスマホ、在宅や拠点間ではPCで、といった柔軟な使い分けが可能。 - 複数端末の一斉着信
会社番号に着信があると、登録した複数の端末を同時に鳴らすことが可能 — 外出中やテレワーク中でも「会社にいるときと同じように対応」ができる。 - 内線通話・拠点間通話は無料
クラウドPBXを通じた社内/拠点間通話は無料。物理的な距離や拠点の数に左右されない。 - 代表番号での外線発信/着信対応(03/06/050/0120/0800など)
会社の固定電話番号をそのまま使えるので、顧客や取引先からの信頼性も確保できる。 - 柔軟な転送・取次ぎ・着信ルール設定
曜日・時間帯別の着信ルール、自動応答、転送、留守番電話、着信拒否など。オプションで 通話録音/IVR/通話モニタリング・ウィスパリング/電話会議 なども対応可能。 - 複数番号の管理が可能
代表番号の他に複数の電話番号を取得・管理でき、発信時や着信時に「どの番号でかける・出るか」の選択も可能。 - 管理画面による設定変更が可能
内線番号の追加/削除、着信ルールの変更などは、Web上の管理画面から自分で操作でき、業者を呼ばなくてもOK。
📊 料金プランの概要
ナイセンクラウドには複数のプランがあり、導入規模や用途によって選べるよ。
| プラン名 | 想定用途 | 初期費用 (税抜) | 月額 (税抜) |
|---|---|---|---|
| ライト | 個人・1人で運営 | 約 10,000円 | 約 2,000円 |
| ペア | 1〜2人規模 | 約 10,000円 | 約 5,000円 |
| プロ | 中〜大規模、複数内線 | 約 10,000円 | 約 10,000円(5内線まで。以降は内線追加ごとに加算) |
→ これに加えて、外線番号の契約料やアプリライセンス費(スマホ・PCで使う場合)などが別途発生する場合がある。
✅ こんな会社・状況に向いている
ナイセンクラウドは、次のような会社や状況で特にメリットが大きい:
- 複数拠点 / リモートワーク/外出の多い社員がいる会社
- 小規模スタートアップ〜中小企業で、固定電話の導入コストを抑えたい企業
- 代表番号をそのまま活用しつつ、スマホ・PCで柔軟に電話対応したい場合
- 在宅勤務、テレワークを導入していて、内線・代表番号での一貫した電話運用が必要な場合
実際に、リモートワークやテレワークの普及で評価が高まり、同サービスは「テレワークに役立つサービス No.1」「信頼と実績のクラウドPBX No.1」などの評価を受けた実績もあるよ。
ナイセンクラウドの評判と口コミ
ナイセンクラウド の「評判・口コミ」について、公開情報をもとに良い声/悪い声を整理するよ。導入を検討するなら参考になるはず。
✅ ナイセンクラウドへの良い評判・口コミ
- コスト削減の実感
- 「支店間通話を“内線化”でき、通信費を大きく削減できた」「月に20〜30%ほど通信費が下がった」という声。
- 複数拠点を持つ企業では、拠点間通話のコストと煩雑さが減る、というメリットが評価されている。
- 柔軟で便利な電話運用
- スマホ/PC/IP電話機で会社番号を使って発着信・内線ができ、「出先や在宅でも会社にいるような対応」が可能、という声。
- テレワークや拠点が多い会社で、代表番号を一本化しつつ柔軟に対応できる点が好評。
- 機能の充実 & 運用のしやすさ
- 留守番電話、通話録音、IVR、転送、着信ルールなど、ビジネスフォンで期待される機能をクラウドで使えるのが便利、という意見。
- 初めてクラウドPBXを導入する会社でも、サポート体制が整っており「導入・設定が安心・簡単」という声がある。
- 利用実績や信頼性 — 多数企業で導入されており、「老舗のクラウドPBX」感が安心、という評価。
- 導入の手軽さ
- 従来のビジネスフォンのような大きな設備投資や工事が不要。既存のスマホ/PCで使える。
- 代表番号の発番、新規契約でも対応可能で、既存電話番号を残すか、新しく取るか選べる柔軟性
また、日本マーケティングリサーチ機構(JMRO)の調査で「テレワークに役立つサービス No.1」「信頼と実績のクラウドPBX No.1」「経営者が選ぶ電話サービス No.1」と評価された実績もある。
⚠️ ナイセンクラウドへの悪い評判・注意点・改善要望
ただし、すべての声が肯定的というわけではなく、以下のような ネガティブな声/注意点 も複数見られる。導入前に知っておくとよい。
- 通話品質への不満
- 「通話中に途切れる」「通話がスムーズでない」「着信が鳴らなかった/受け取れなかった」といったトラブル報告あり。特にモバイル回線や電波が不安定な環境では品質が落ちやすい、という指摘。
- こうした不安定さにより、「業務において致命的(特にBtoB通話など)」という厳しい評価をするユーザーもいる。テレワープ
- 料金体系やコストのややこしさ
- 基本料金だけでなく、「回線料」「オプション料」「通話料」などが別途かかるため、トータルコストが見えづらく、初見では理解しにくい、という声。
- 初期費用やオプション追加で、使用規模によってはコストがやや膨らむ可能性あり。
- チャットツールや他ツールとの連携が弱め
- 「SNS/チャットツール(LINEやSlackなど)との連携がないので、営業の流れを一本化したい会社には不満」との声がある。
- クラウドPBX全般のリスクに起因する制限
- 例えばモバイル回線状態が悪いと通話品質が落ちる、また緊急通報(110/119など)や一部番号への発信制限の可能性、という注意点。
📌 導入を考える上で「口コミから見える向き・不向き」
口コミ・評判を総合すると、ナイセンクラウドは以下のような会社や状況に「特に向いている/注意すべき」サービスだと思う:
✅ 向いているケース
- 拠点が複数ある企業、または支店間・拠点間通話が多い会社
- テレワーク・在宅勤務・外出の多い営業スタッフがいる会社
- 既存設備を変えずに「代表番号をスマホやPCで使いたい」「通話機能を柔軟に使いたい」会社
- コスト削減・運用の効率化を狙いたい中小企業やスタートアップ
⚠️ 注意すべき/向かない可能性のあるケース
- 通話品質を重視する BtoB営業や顧客対応が多い業務
- 回線が不安定だったり、従業員がモバイル回線中心で使うケース
- チャットやCRM、他のコミュニケーションツールと連携したシームレスな業務フローを必要とする会社
- コスト構造(基本料+通話料+オプション料など)が把握しづらいと困る小規模事業者
🧑💼 導入判断するなら ― 口コミを踏まえた「確認すべきこと」
もしあなたがナイセンクラウドを導入検討するなら、以下をあらかじめチェックしておくと失敗しにくい:
- 自社のインターネット回線の品質(有線 or 光回線が望ましい)
- 想定通話量や拠点数、必要なオプション(録音、IVR、複数番号、転送など)の把握
- コストの総合見通し(初期費用、月額、回線料、通話料、オプション料金)を見積もりで確認
- 緊急通報やフリーダイヤル/ナビダイヤルの対応状況(必要なら代替手段を検討)
- 自社の業務フローにあわせた連携が必要か(チャット・CRMとの統合など)

ナイセンクラウドの料金プラン
ナイセンクラウド の 料金プラン(および料金体系の概要)を、公式情報をもとに整理するね。
💡 ナイセンクラウドの基本プラン
ナイセンクラウドには主に以下の 3つのプラン があるよ。
| プラン名 | 想定ユーザー/規模 | 初期費用(税抜) | 月額基本料金(税抜) | 内線端末数 / 内線数 |
|---|---|---|---|---|
| ライト | 個人事業主や1人で運営 | 10,000円 | 2,000円 | 1内線(=1端末) |
| ペア | 1〜2人で運営、小規模チーム | 10,000円 | 5,000円 | 2内線まで |
| プロ | 中〜大規模、複数内線を使いたい会社 | 10,000円 | 10,000円 | 5内線まで標準。6内線以降は1内線ごとに追加課金(基本1,000円/月。内線数が多いほど割引あり) |
📌 補足:プロプランの追加内線料金割引
- 6内線以上は通常 1内線あたり +1,000円/月。
- ただし、契約内線数が多いほど割引が入り、例えば
- 30内線以上 → 追加内線 950円/月(5%割引)
- 100内線以上 → 追加内線 900円/月(10%割引)
- 200内線以上 → 追加内線 800円/月(20%割引)
つまり、大規模導入なら “1席あたりコスト” を抑えることも可能。
🔧 電話回線/番号取得などの料金
ナイセンクラウドの基本プラン費用に加えて、「外線番号(03/050/0120/0800 など)」の取得費用や月額料金、通話料金が別途かかる点に注意。
- 050番号を取得する場合、初期費用や月額は比較的安め。
- 03(市外局番)・フリーダイヤル(0120/0800)など希望する番号や回線種別によって、開設費や月額費、通話単価が変わる。
- また、必要に応じて「IP電話」「NTT」「KDDI」「NURO」など複数の事業者の回線を選べるが、それぞれで料金体系や通話料が異なる。
🔄 オプション機能の料金
必要に応じて、以下のようなオプション機能も利用できるよ。基本プランに含まれないので別料金になる。
| オプション | 初期費用 | 月額(税抜) |
|---|---|---|
| 自動通話録音(一定時間) | 2,000円 | 2,000円 |
| IVR(自動応答・キューイング等) | 5,000円 | 5,000円 |
| 電話会議機能 | 5,000円 | 5,000円 |
| 通話モニタリング | 3,000円 | 3,000円 |
| ウィスパリング(モニタリング含む) | 5,000円 | 5,000円 |
| API連携(外部サービスとの統合など) | 10,000円 | 10,000円 |
※オプションは契約1つあたりの料金で、内線数にかかわらず同じ。
✅ 利用料金の合計イメージ
実際に使う場合、料金は以下のように組み合わさる:
- 基本プラン料金(ライト/ペア/プロ)
- + 外線番号の取得・維持費用(月額・初期費用)
- + 通話料金(発信先、回線、時間に応じて課金)
- + 必要に応じてオプション料金
つまり「ナイセンクラウド=月2,000円から使える」というのはあくまで 内線機能+基本サービスの最小構成 の目安。実際は「どの回線を使うか」「何番号持つか」「通話の量」「オプションの有無」でコストがかなり変動する。
ナイセンクラウドの導入事例
ナイセンクラウド の導入事例について、公に紹介されている「どんな会社/状況で使われているか」のパターン — つまり「どんな使い方で効果があったか」を、複数の典型例を挙げて説明するよ。サービス提供会社自身や、クラウドPBXに関する解説サイトで紹介されているものをもとにしているよ。
📚 ナイセンクラウドが使われている代表的な事例パターン
• 複数拠点を持つ企業(支店・営業所・店舗などが複数ある会社)
- 拠点ごとに固定電話があり、拠点間通話や連携が頻繁 — そのため通話料や管理の煩雑さが課題だった。導入前は、拠点間での電話連絡にコストと手間がかかっていた。
- 導入後は、拠点間は内線扱いになり「通話無料」「1つの代表番号での着信・応答」が可能。電話番号管理が一本化され、管理も楽になり、コスト削減につながった。
- 特に、複数の店舗を運営するチェーン店・飲食店経営、あるいは拠点ごとに倉庫・工場を持つ製造/流通業などで、この形の効果が報告されている。
• 在宅勤務者・リモートワークありの会社(Web企業やテレワーク実施企業)
- 在宅やリモートのスタッフが多く、「オフィス固定電話だと繋がらない・対応できない」「転送や個別の携帯にかけ直す必要がある」という課題があった。
- 導入後は、スマホやPCで会社の代表番号・内線番号で発着信が可能。外出中・在宅・拠点間の違いを意識せず、まるで同じオフィスにいるように連絡・応答できるようになった。
- 特にWeb系、小規模〜中規模の会社、あるいはフリーランスのチームなどで、柔軟な働き方や遠隔地との連携が必要な場合に「クラウドPBX+ナイセンクラウド」が効果的。
• 店舗を複数経営する事業者(飲食店、美容室、小売など)
- 例えば複数の店舗を持つ飲食店運営会社。このような会社では、店舗間の取り次ぎや、本社との連携、顧客からの問い合わせ対応が多い — 店舗ごとに異なる番号だと管理が煩雑、転送や折り返しによる手間があった。
- ナイセンクラウド導入後は、どの店舗も同じ代表番号で応対でき、店舗間での内線取次ぎもスムーズに。顧客にも同じ番号を案内できるので、集客・応対の効率化につながった、という利用例がある。
• 広い施設・倉庫・工場など、移動や物理的な広さのある職場(物流/製造/倉庫/作業所 など)
- 工場や倉庫、広い事業所内で作業員・担当者が常にデスクにいるわけではないため、固定電話機では対応が難しい — 電話を取り次ぐにも、都度探し回ったり、折り返したりする必要があった。
- ナイセンクラウドを使えば、スマホやIP電話機であればどこにいても会社番号で応対可能。移動中でも電話応答・取次ぎができ、業務効率が大きく改善されたという導入事例がある。
• 海外拠点を持つ企業 — 国際電話コストの削減目的で導入した例
- 海外に工場や支社、事業所があり、国内と海外で頻繁に通話・連絡が必要 — 従来は国際電話料金が膨らみ、コスト負荷が大きかった。
- ナイセンクラウドでは、国内・海外いずれの拠点でも「クラウド上で同じ内線・代表番号」を使えるようにし、拠点間通話を内線扱いとすることで 国際通話料を大幅削減。コスト削減と運用の簡便化が実現した事例が紹介されている。
• 個人医院・クリニック、医療/サービス業など — 受付・応対の柔軟性向上のため利用
- 例えば小規模なクリニックなどでは、固定電話だけだと「休診日や時間外」「急な対応」が難しく、患者からの問い合わせ対応に限界があった。固定電話番号をそのまま使いづらい、折り返しが必要、という課題があった。
- ナイセンクラウド導入後は、自動応答(IVR/留守番電話)、時間外アナウンス、スマホ転送による対応、着信履歴管理などで、患者対応の柔軟性と利便性が向上したという事例が報告されている。
✅ どのような企業・組織にとって「導入事例通りの効果」が期待できるか
これらの事例から、ナイセンクラウドが特に効果を発揮しやすい会社/組織の特徴は次の通り:
- 複数拠点 or 複数店舗を運営 — 支店間/店舗間の連絡、代表番号の一本化、通話コスト削減を狙いたい会社
- 在宅勤務・リモートワーク・作業所・倉庫など、「オフィス外で働く人」が多い会社
- 海外拠点とのやり取りや国際展開をしており、通話コストを抑えたい会社
- 小規模事業者・クリニック・店舗経営など、電話応対や顧客対応の柔軟性を重視する事業者
- 急な人数増減、拠点の追加・移動などがあり、設備を持たず柔軟に運用したい会社

ナイセンクラウドのメリット、デメリット
ナイセンクラウド を導入する際の メリット と デメリット を、サービス仕様や業界の一般論もふまえて整理するよ。導入を判断するなら、このバランスを見ておくのが大事。
✅ ナイセンクラウドの主なメリット
- どこでも会社番号で応対できる
インターネットにつながるスマホ・PC・IP電話機があれば、オフィスだけでなく「外出先・在宅・別拠点」からでも会社の代表番号(03/06/050/0120/0800など)で発着信・内線応対できる。 - 導入コストと初期ハードルが低い
従来型のビジネスフォンのように「主装置を設置」「配線・工事」が不要で、すぐに利用開始できる — 初期費用が比較的低く、小規模〜中規模企業でも導入しやすい。 - 運用コスト・管理の手間が減る
通常のPBXで起こりがちな機器の老朽化・故障・交換といった保守管理が不要。ベンダー側がクラウドで管理を担うので、自社側の運用負担が軽減される。 - 通話・内線の柔軟性と機能の充実
内線通話、転送、自動応答(IVR)、留守番電話、通話録音、電話会議、着信ルール設定などが使えるので、「ひと昔のビジネスフォン以上」の柔軟性。複数拠点・テレワーク・外出の多いスタッフがいる会社に特に向いている。 - 拠点・人数規模を問わず導入可能
1人の個人事業主から数百/数千内線の企業まで対応可能 — 小規模スタートから大規模拠点までスケーラブル。
⚠️ ナイセンクラウドのデメリット・注意点
- 通話品質がインターネット環境に依存する
通話はインターネット回線経由になるため、回線品質が低い、モバイル通信・Wi‑Fi状態が不安定だと、ノイズや遅延、途切れ、着信失敗などの可能性がある。オフィスや通信環境が整っていないと、通話の安定性が課題になる。 - 一部番号への発信・緊急通報など制限がある
たとえば緊急ダイヤル(110/119 など)への発信ができなかったり、サービスによっては既存の市外局番が使えず番号が変わってしまったりする可能性がある — 事業内容によっては支障が出る場合もある。 - FAXやアナログ機器との相性が悪い場合がある
クラウドPBXはデジタル(IP)前提なので、FAXやPHS、構内放送など古い/アナログな設備が業務フローにある場合、別途対応策を検討する必要がある。 - ランニングコストが増える可能性
内線数、電話番号数、通話量、オプション機能(録音、IVR など)によってコストが膨らむことがある。特に社内の人数が多い、拠点が多い場合はトータルコストで既存PBXと大差なくなることも。 - 他ツールとの統合・連携が弱い場合がある
クラウドPBXは電話機能に特化しており、たとえばチャットツールやCRMとの統合は必ずしも標準対応 — もし御社の業務フローで「電話+チャット/CRM/チャネル統一」が必要なら、使い勝手を事前確認したほうがよい。
🎯 どんな会社・状況に「向いている/注意したほうがいいか」
| 向いている会社・状況 | 注意したほうが良い会社・状況 |
|---|---|
| 拠点が複数ある、支店間/店舗間通話が多い会社 | 通信環境が不安定(モバイル中心、Wi‑Fi弱いなど) |
| テレワーク・在宅勤務、外出先で電話応対が必要な会社 | FAXやアナログ設備との併用が多い会社 |
| 小規模〜中規模の企業、スタートアップ、これから成長させたい企業 | 内線数・通話量が多く複雑な料金体系になりそう |
| 電話設備に投資したくない/管理負担を減らしたい会社 | 緊急通報対応や固定番号の継続利用が必須な会社 |

申し込み方法はどのようにやるのか?
ナイセンへの申し込み方法は以下のリンクから公式サイトにアクセスをしてフォームから申し込みをしてください。マニュアルがあり、iphoneやアプリでも内線など電話の転送ができます。現在は豊富な機能があり設置すればスムーズに不便なく利用ができます。フォロワーも多く本社は東京都にあり日本でもかなり魅力のあるサービスです。ナイセンクラウドの料金や設定などはログインして問い合わせが可能で障害や解約の手続きもすぐにできます。
クラウドPBX「ナイセンクラウド」
✅ 契約方法(申し込み手順)
- 公式サイトで見積もり・申し込み
- ナイセンクラウドは公式サイトで「自動見積もり → 申し込み」ができるようになっている。必要な「内線数」「外線番号/回線」「オプション」などを入力してコスト見積もり。
- スマホ・PC・IP電話機のどれで使うか、回線の種類(IP電話、KDDI、NTT、NURO など)を選べる。
- 契約情報の入力と支払い方法の指定
- プラン(「ライト」「ペア」「プロ」など)を選択。
- 支払い方法は、口座振替またはクレジットカード。プロプランでは請求書払いも可能。
- 初期費用(10,000円 ※税抜)と、月額基本料金(プランに応じて)がかかる。
- 電話番号(外線番号)や回線の選定
- 新規番号(例:050、03、06、0120/0800など)を取得するか、既存の番号を引き継ぐかを選べる。既存の電話番号を使えるケースもある。
- 必要に応じてチャンネル数(同時通話数)や拠点数なども設定。
- 設定と開通までの期間
- 申し込み確定後、おおよそ 3日〜1週間 で利用可能になる。電話番号の取得状況や回線の選定によって変動する。
- 開通したら、スマホ・PC・IP電話機など、選んだ端末で会社番号の発着信・内線等を使えるようになる。
- 既存番号の継続利用も可能
- 既に持っている固定電話番号(NTT 等発番)などをそのまま利用できるケースがある。ただし条件があるので、申し込み時に確認が必要。
❌ 解約方法とその条件
- 解約したい場合は、 「サポート画面」または「電話」で連絡 する必要がある。
- 解約申請は 毎月20日まで に行うことで、翌月末 に解約となる。
- 最低利用期間は 1か月単位。月の途中で解約しても月割はなし。つまり、解約月も1か月分の料金が発生する。
- 契約/解約の自由度が高く、「始めたいときに始め、やめたいときにやめられる」という点がメリット。リース型ではないので、途中解約の縛りが少ない。
📌 契約時・解約時に注意すべきポイント
- 申し込み時は、内線数や同時通話数、外線番号の数、どの端末を使うかをよく確認。これらで月額コストが変動する。
- 解約する場合は、毎月20日までの申請 → 翌月末で終了 というスケジュールに注意。解約タイミングを間違えると、余分に1か月分の料金を払う可能性あり。
- 既存の電話番号を使う場合は、対応可能かどうかを事前に問い合わせる。番号の引き継ぎ手続きが必要な場合がある。
- スマホやPCで使う場合、ソフトフォンアプリのライセンス購買やインストールが必要になるケースがある(有料のアプリも含まれる)ので、その点も確認。
ナイセンクラウドに関するよくある質問
ナイセンクラウド に関して、よくある質問(FAQ/よく聞かれる疑問)とその回答(公式情報ベース)をまとめるよ。導入前の確認や比較の参考になると思う。
Q: ナイセンクラウドでどんな機能が使えますか?
A: スマホ・PC・IP電話機を使って、会社の代表番号(03/06/050/0120/0800など)で発着信や内線通話が可能。さらに、留守番電話、着信拒否、自動応答/IVR、通話録音、通話履歴管理、着信ルール設定など、ビジネスフォンで一般的な機能が一通り使える。
また、拠点間通話を内線扱いにできるため、遠隔地/支店間でも「社内通話」としてコストを抑えて通話できる。
Q: スマホやPCでも使えますか?
A: はい。ただし、スマホ利用時は専用アプリ(たとえば iOS・Android 向けの有償アプリなど)のインストールが必要な場合がある。
PCで使う場合もソフトフォンアプリが必要。商用利用ではライセンス費用がかかる場合があるので、事前に確認を。
Q: 古いビジネスフォンやFAX、既存の番号を使い続けられますか?
A: 既存の電話番号を残して使えるオプション(ゲートウェイなど経由でクラウドPBXに接続する方式)も用意されており、既存設備のまま「クラウドPBX化」できる可能性がある。
ただし、FAXや一部アナログ機器との互換性・動作保証については、条件や利用形態によって確認が必要。公式FAQでは「使用する端末や機器のメーカーに問い合わせを」と案内されている。
Q: 海外にいても使えますか?
A: 理論上は可能。インターネットに接続できれば、サービスの内線機能は利用できるとの記載がある。
ただし、国や地域によってインターネット回線の安定性・通信状況に差があり、通話品質や利用可能性に影響が出る可能性があるので、利用前に確認がおすすめ。
Q: 着信時のアナウンスや時間帯による応答設定はできますか?
A: はい。曜日や時間、発信者番号など複数条件を指定して、対象・時間別のアナウンスや着信ルールの設定が可能。設定の柔軟性は比較的高め。
ただし、初期状態での音声アナウンスは用意されておらず、自前で録音するか、有償でオリジナル音声を依頼する必要がある。
Q: 他のチャットツール(例:LINE/Slack/Skypeなど)と連携できますか?
A: 公式FAQでは、Skype や LINE などのチャット/通話ツールとの連携は「対応していない」とされている。つまり、電話機能としての利用に特化しており、チャットベースの連携機能は基本的に期待できない。
Q: 契約後、内線数や設定を変更できますか?
A: はい。月の途中でも内線数の増減や設定の変更が可能。変更によって再度初期費用や設定手数料がかかることは通常ない。
管理画面から、内線番号の追加/削除、着信ルールの変更なども行えるようになっている。
Q: サポートやトラブル対応はどうなりますか?
A: サーバー側(クラウドPBX本体)に不具合があった場合は、運営会社側で復旧対応が行われる。
ただし、利用者側で用意する端末(スマホ・IP電話機・PCなど)の不具合や故障については、メーカーのサポート窓口に問い合わせる必要がある。
📝 補足:使う前に“確認すべきこと”
- スマホやPCで使う場合は、有償アプリやライセンスが必要になることがあるので、コストを含めて確認を。
- 既存の電話番号やアナログ設備(FAX など)を使いたい場合は、事前に動作保証の状態を運営会社に確認するのがおすすめ。
- チャット/CRM など「電話以外のコミュニケーション手段」との連携が必要であれば、ナイセンクラウド単体では対応できないため、他サービスとの併用が必要になる可能性がある。

コメント