フリーランスITエンジニア:Javaプログラマーはやめとけ?今の需要と将来性 単価が高い理由解説

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Javaプログラマー、エンジニアはやめとけと言われますが、高い需要を誇っており、転職でき将来性もありますので解説します。2000年代の間ずっと仕事量がとても多い状態が続いています。しかし今は良いけれど、今後はどうなっていってしまうのでしょうか。これからの将来についても記事としてまとめて解説しています。

Javaの歴史はどんな感じだったのか

Javaは1990年代前半にサン・マイクロシステムズによって開始されましたが、当時はJavaではなく、Oakと呼ばれていました。しかしその後、商標権に問題があった事からJavaという名前で世界に公開され、この名前が今でも使われています。1999年、Javaの再構築が始まり、Java SEが開発されました。Java SEはデスクトップとサーバーだけでなく、今日要求される組み込みシステム上でも動作するJavaアプリケーションが開発できるものです。さらにJava EEも開発されました。Java EEは様々な機能を持った低リスクのプラットフォームを提供しています。そしてJava MEも登場しました。Java MEは携帯電話、携帯情報端末の組込みデバイスやモバイル・デバイスの上で動くアプリケーションのためのプラットフォームでした。

2000年代に入るとJavaの需要は一気に増えて開発者が400万人を超えました。それによりJavaを駆使したソフトが登場します。2007年、Googleがアプリケーション開発にJavaを採用したAndroidを発表しています。2010年代もJavaは発展を続けます。2013年Java 7がリリース、2014年、Java 8がリリースされ時代のニーズに応える機能が実装され続けています。

Javaの特徴はどのようなものがあるのか?

Javaの特徴としては以下のようなものがあります。最新の状況では世界的トレンドで転職もしやすく習得もしやすいです。幅広い選択肢があります。知識があれば市場価値も高く、大規模開発でも長く重宝され、基本働き場所が多いので就労環境も良いです。キャリアアップも可能で資格取得も同時におすすめとなります。javascriptなどもできると非常に安定した収入を得られます。

汎用性

Javaはプログラミング言語の中でも汎用性に優れています。汎用性の高いプログラミング言語は存在していますが、Javaは特に汎用性の高いものです。様々なシステムで使用されている言語であることは歴史が証明しています。

案件数の多さ

汎用性の高いプログラミング言語であることから、仕事量の多さは圧倒的です。技術者はある程度仕事を選べるほどにあるため、苦労することはありません。開発する内容によってエンジニアに求められるスキルが変化しますが、需要の高さは抜きんでています。

オブジェクト指向

オブジェクト指向とはオブジェクト同士を関係させ、組み立てていくプログラミングの考え方のこと。Javaを使ってプログラムを作るにはこのオブジェクト指向を理解してプログラムを作っていく必要があります。

Javaの平均年収

とても需要が高いJavaですが、どれくらいの年収になるのでしょうか。以下は求人ボックスにおけるサラリーマンや派遣社員のプログラマー全体の年収になります。見ればわかる通り、意外と低いことが良くわかるはずです。しかしこれがフリーランスになるとかなり状況が変わってきます。

Source : 求人ボックス

フリーランスにおけるJavaプログラマーの月収は50万~60万です。そのため年収が700万近くになることもあります。しかしあくまでこれは実務経験が豊富なベテランクラスの年収であり、未経験や実務経験が浅い場合はとても低くなってしまいます。また近年は以下のような懸念事項があります。

技術者が多すぎる

近年はJava技術者が急増している背景があり、市場価値が落ち始めています。仕事の量そのものはとても多い状態ですが、供給過多になってきており、収入が減っていく可能性が示唆されています。

案件数は少々減少

年々Javaの案件の数は減り気味である傾向があります。上記で挙げたように技術者の数が多いことに対して案件の数がちょっと減り気味なので、今後は年収も落ちていく可能性が考えられます。

Javaプログラマーの将来性

Javaは基幹システム、ゲーム、Webアプリケーション、スマホアプリなど使用できる範囲がとても広く、汎用性も高い言語ですが、将来的にはどうなるのでしょうか。既存の支援業務だけでなく、上流工程、マネジメントなどもできると重宝されます。AIにはまだまだアプリ開発は取られていきません。oracleやrubyなどさまざまな使える個人スキルも身につけていきましょう。

代替言語の登場

近年はScalaやKotlinなどが登場してきておりJavaの存在感が薄くなってきています。これらの新言語はコードの量がJavaよりも少なく、Javaライブラリの多くを利用することが可能です。そのため将来的にJavaの需要が減っていく可能性が考えられます。

収入の低下

上記でも説明した通りですが、収入の低下が懸念されます。供給過多になってきているため、単価が落ちていくと予想されています。それと同時に、案件数があまり増えておらず減少気味なのも懸念材料です。

サーバサイドでの需要

サーバサイドで動作するアプリケーションの多くは、Javaを使っています。それもありJavaはサーバサイドでの利用においては、色々な企業においてかなりの高い需要があります。フレームワークのスキルを持っているとかなり有利になります。

世界中で最も使われている

Javaは世界中で最も使われている言語です。Javaはこれまで世界中で多くの開発に使用されてきた実績のある言語のため、いきなりなくなることがありません。技術者の数は飽和してはいるものの、ビジネスの世界での需要がなくなることはないでしょう。COBOLやPHPなどよりもJavaは大手企業からベンチャー企業まで長い間応用されて使われています。

保守案件

すでにたくさんのシステムがJavaで作成されました。と言うことはそのシステムの運用や保守の仕事もあるということ。仮に新規案件が減ったとしても今後も保守開発はなくなることがありません。Javaで構築されたシステムは多く存在しており仕事はいくらでもあります。

Javaプログラマーの需要はあるのか?

上記のような懸念点があるとはいえ、現在のところはまだ案件数が豊富にあるため、フリーランスになって独立してやっていくことが十分に可能な状況です。Javaで独立するのであれば、単価が落ち気味なので、できるだけ良い条件を探すことがポイントになります。できるだけ多くのエージェントに登録をして仕事探しをしてください。他と比較しても大規模な市場で無料で仕事が探せますしサービスも多いです。androidアプリ、大企業の金融機関、スマートフォン、などソフトウェア開発の分野がそれぞれとても広いです。

求人数は圧倒的に多い

最近ではJavaの需要は無くならないです。というのも2000年代のIT業界でもやはり圧倒的なのがJavaです。Pythonなどの新しい言語も次々登場はしていますが、それでもやはりJavaの求人数の方が圧倒的に多いのも事実です。仕事探しをしていて困っている人はまずいません。最初に扱う求人に掲載されている要件で大事な部分を押さえ、書籍などで有効に学び、成長すれば正社員でもたくさんの機会がありますので検討できます。

多数のシステムで開発

Javaはすでに多くの開発プロジェクトで使用されています。そのため他の言語よりも信頼性が高く、現在も新規開発でJavaが採用されるケースは多いです。この流れがそう簡単に変わるとは思えません。Javaで開発されたシステムの保守の仕事も大量にあるため、今後しばらくは需要がなくなる可能性はまずありません。windowsやlinux、iosなど中心でわかれば目的に応じて大きく進める案件が増えてきます。

大規模開発

Javaはオブジェクト指向であり、大規模開発の作業でそれぞれ向いています。大規模開発のプロジェクトではJavaの使用、実施率がとても高くなります。Javaをしのぐオブジェクト指向の言語が登場しない限りは国内において大規模開発での選択する言語は基礎としてJavaであり続けると思います。担当もプロジェクトマネージャーからコーディング、テストまでさまざまありますので職種の経験を積む機会が多いです。キャリアの選択肢は多いです。

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