会社に入社して2年目というのはある意味ターニングポイントになる年です。上手くいって成長する方は独立してしまいますし、伸び悩んでしまう方は転職を考えてしまうとき。特に仕事が出来なくてつらいときにはどのような手段を講じたらいいのでしょうか?
プログラマー、SEの2年目のレベルはどのくらい?目標設定の基準
プログラマー2年目のレベルについては以下のような基準に達することが好ましいです。マネジメントなどもできるといいですがあくまで目標設定。以下のような高い経験を達成していることがいいです。難しければ方法を変えて色々なアプローチをしてみましょう。
独力で仕事ができるようになる
2年目になると、独力で仕事ができるようになります。そのため目標設定方法としては独力で仕事ができることが好ましいです。徐々にコードの読み書きができる、改修ができることが好ましいです。フリーランスエンジニアに独立する方も出てきます。理解、大切なコツがわかるようになり人材として成長し、理想的な人材へと成長します。
未知の業務もこなせる
いくら同じ仕事とはいえ、2年もやっていくと、未知の業務なども自然とできるようになっていきます。これは資格取得、スキルアップなどを具体的に1年目に設定しておくと、参加達成することで、他の業務にも今までの知識やスキルを応用できるようになります。新人ではできない、大きな難しい仕事もできるようになっていきます。3年目へ向けての目標設定も同時に2年目に立てるとよいです。市場価値の評価が上がっていきます。
自力で解決できるようになる
2年目エンジニアの目標例として、自力で解決できるようになるということを設定しているエンジニアは多いです。1年目だとサポートが必須で多くの分からないことを現場で聞きながらこなします。しかし長期間就業していくと、だんだん自力で解決できるようになります。これが成長です。1年目にわからないことをたくさん洗い出して、機会があれば先輩に聞いていってみましょう。そのうち把握が早くなり、理解が早くなります。
プログラマー、SEの2年目仕事ができない人の特徴
システムエンジニアやプログラマーの仕事も2年目となると、徐々に周りのサポートを受けずともに自力で仕事ができ始める年です。しかし成長できずに仕事ができない方もいるのが実態。どのような傾向が見られるのでしょうか?
プログラミングができない
2年目の方によくありがちなのがプログラミングができないという問題です。システム開発をする際はコーディングが必要になりますが、全くできない方もいます。プログラミングは、自分の言語スキル、フレームワーク、さらにはDBも関わってくるのですが、全くできない場合はかなり厳しくなります。
専門用語が覚えられない
システム開発においては、専門用語は仕様書によく出てきます。そして開発するためにはこれらの用語がわからないと設計書も作れません。ITの専門用語だけでなく、取り扱うシステムの専門用語も知らないといけません。用語がそもそもわからないと、会議の内容にも付いていけなくなります。
時間が守れない
仕事ができない人は時間が守れません。期日、時間を過ぎているのにまだ開発をしている場合は、仕事人としては失格になります。間に合わないのであれば、事前に顧客と相談し、納期調整もしなければならないのですが、それもやらない方はいます。結果的に顧客の信用を失うことになります。

工数見積もりができない
仕事ができない人の特徴として作業時間の工数が見積れないというものがあります。見積もりができないがゆえにタイトスケジュールになってしまったり、炎上してしまうケースも良くありますので、これができないとこの世界でやっていくのは厳しくなります。
勉強しない
システムエンジニアやプログラマーに向いていない人の中には勉強しない人がいます。IT業界は、次から次へと新しい技術や考え方が出てくる業界なので、学習しないと仕事ができません。自ら学んで成長する意欲がない方は、厳しいです。
同期と差がついている
2年目の方だと、同期入社の人がいることが多いです。仕事ができる人は独力で仕事がこなせてしまい、人によっては独立してしまいます。できない人はいつまでも成長せず、同期との差が如実に表れてしまい挫折してしまうのです。今の会社には向いてないのであれば転職するという選択肢も生まれてくるでしょう。

2年目の進路
2年目社員では同期の間でも仕事のできる人、できない人でかなり差が出てきてしまいます。それぞれの状況によって選択肢は変わってくるのです。現時点での仕事に対する成果、適性、そして環境を総合的に考えてどうするのかを決めるのが好ましいです。
仕事ができない人
仕事ができない人は精神的に苦しくなってしまって、出社できなくなったりします。また、モチベーションも下がってしまい、勉強意欲も薄れてしまいます。そんな中、成長が見込めない状態で考えるべき選択肢は転職することがまず一つとしてあります。職人としてやっていけないのであれば、別の世界で生きていくという手段です。
そしてもう一つは同じ会社の中で配置転換することです。仕事ができないのであれば今の職務とは別の仕事をする必要があるでしょう。事務作業、システム運用、監視などシステムの仕事というのは色々ありますのでキャリアの練り直しを検討する必要が出てきます。
仕事ができる人
仕事ができる人として選択できる選択肢は3つあります。1つは同じ会社内で、さらに技術を磨くということ。スペシャリストを目指して、この分野であればだれにも負けないというスキルを身につけることです。2つ目は上流工程や、マネージャーなど、さらに上の工程にチャレンジするという選択肢もあります。
3つ目は独立することでしょう。2年目で自力で仕事を回す実力があればフリーランスでも活躍できる可能性があります。不安であればもう1年頑張ってからチャレンジでもいいでしょうが、働き方に自由度があるのはフリーランスのほうになります。
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