フリーランスITエージェントの会社は、無料で登録ができます。しかし、登録から就業までの流れと言うのがあまりわからない方も多くいます。そんなときはこの記事を参考にしてもらえればと思います。就業までの流れを説明します。
エージェント登録から就業までの流れ
この記事ではエージェント登録から就業までの流れを順に説明します。初めての方は流れを知っておいてください。
1.応募
まずはフリーランスのエージェント会社に応募をする必要があります。応募する会社などのお勧めは以下の記事を参考にしてください。リンクをクリックすると、応募フォームが開かれますので、必要事項を記載して送信してください。応募フォーム送信時にスキルシートも送付する必要性があるかもしれませんので、事前に用意する必要があります。
2.面談調整
応募フォームを送信すると、数日後にメール、もしくは電話にて、エージェント会社から連絡が来ます。面談の調整依頼がされますので、Web面談、もしくは対面での面談の日程調整になります。エージェント会社の面談可能時間は平日の日中を指定してくることが多いですが、エージェント会社によっては平日の夜、19時や20時あたりまで対応してくれるところもあります。さらには場合によっては土曜日の面談対応をしてくれるところもあります。このタイミングで履歴書やスキルシートを送付することになります。
3.ヒアリング
ヒアリングが行われます。ヒアリングに関しては以下のようなことを聞かれますので事前に用意するようにしてください。ここで方針が曖昧になってしまうと、仮に就業が決まっても、本人にとってマイナスになってしまうからです。特に以下の点を明確にしておきましょう。面談をする時間は、基本フリーランスに合わせてもらえます。面談をする場合は服装は私服でも問題ありません。
キャリアプラン
キャリアプランは一番大事なところ。現在行っている業務を特化させていくのか、キャリアチェンジを図っていくのか。キャリアチェンジをする場合は紹介数が減ったり、報酬が少なめになります。現在のキャリアをそのまま継続する場合は、紹介案件も多く、報酬も高めになりやすいです。
勤務日数と勤務時間
現在正社員で勤務している方は、普段の会社とダブルブッキングを避ける必要があります。主婦や、子育て中の方、忙しい方はできるだけ在宅がいいでしょうから、在宅勤務を希望してください。勤務日数はあなたが週に何日空けられるのかを加味したうえで希望を出しましょう。
契約形態
案件の内容によっては、契約社員(社会保険の加入)を迫られる場合もあります。すでに社会保険に加入している場合は契約社員などを事前に断っておきましょう。大半の場合は業務委託契約になることが多いです。
契約期間
契約期間は初めの1か月は試用期間扱いになり、よほどのことがなければ更新になります。その後は3か月単位で契約が更新されることが多いです。しかし短期期間の仕事の場合はその限りではありません。長期勤務を希望か、短期勤務を希望かよく考えておきましょう。
希望報酬額
ヒアリングで聞かれるのは希望の報酬額です。ここは自分のスキル見合いとなるため、あまり高い報酬を希望しても、自分のスキルが低ければ、紹介案件数が少なくなります。あまり自分の相場が分からない場合は、とりあえず、案件紹介をもらってから考えることも可能になります。

4.案件紹介
ヒアリングをしたあとは、実際の案件紹介になります。案件紹介は早ければ当日中にもされることがあります。案件の紹介数は、希望報酬額、稼働日数、さらにはスキル、キャリアプラン、そして勤務期間すべてを加味した上で左右されます。エージェント会社はできるだけ3社以上登録しておいてください。案件の紹介数は多ければ多いほど、有利です。自分で条件のいい仕事を選べるからです。
5.書類選考
紹介された案件に対して、エンジニアが望めばエントリーになります。応募すると、クライアントのほうでスキルなどが合致するか、書類選考になります。この書類選考は早ければ当日に答えが出ます。遅くとも1週間程度で何らかの回答があります。
6.クライアント面談
書類選考が通れば、実際にクライアントの管理クラスの方とのWeb面談、もしくは対面での面談になります。どちらの場合にしても正装で面談することをお勧めします。面談で聞かれる内容は以下のことが多いので、事前準備をしておいてください。
自分のスキル
クライアントが最も気にしているのはあなたの持っているスキルです。どんなプログラミング言語ができるのか、どの程度の実力があるのかを、かなり細かく聞かれることになりますので、しっかり説明できるようにしてください。
キャリア志向
クライアントが気にするのは、キャリア志向です。プログラミングが大好きな人に、管理業務は向いていません。どんな仕事が好きなのか、向いているのかを気にしているので、このあたりは正直に答えたほうがいいです。
体調管理
クライアントは不健康で休みがちな人材は避けたがる傾向にあります。普段からできるだけ健康的な生活を心がけておいてください。欠勤が多いと、契約期間中でも契約を解除されてしまう可能異性があるので注意です。

7.契約締結
クライアントとの面談の結果で、双方で合意をした場合は就業が決定します。このタイミングで、報酬額や勤務期間、勤務日など細かい条件がすべて決定しますので、エージェント会社と交渉をしましょう。また併願して複数の面談をしている場合は、並行状況と、条件などを加味して、どの案件が一番いいのか優先順位を明確にしておいてください。意志をはっきりしておかないと、決定した就業がキャンセルになってしまうこともあります。
8.就業開始
契約を締結すると、これで就業を開始することが可能になります。ここまでとても長い道のりに見えてしまいますが、うまくいけば、1日や2日ですべて終わる可能性もありますので、タイミングが良ければ即日就業決定と言うこともあるのです。就業が開始して、何か問題が起こったらエージェント会社とこまめに連絡をしましょう。契約外の業務を押し付けられたり、パワハラ、セクハラを受けると言うケースもあり得るからです。
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