フリーランスのエンジニアというのは高単価の仕事がとても多いことで知られています。しかしある理由により、クビになると言うことが良くある世界でもあります。一体どのような理由が考えられるのでしょうか?そのパターンを説明していきます。
クビになる原因
フリーランスのエンジニアはクビになる事例がそこそこあります。これは実は稀な例ではなく、良く起こることなので、気を付ける必要があります。これから働きたいと思っているエンジニアは参考にしてもらえればと思います。では実際のところ、どのような原因があるのでしょうか。
予算削減のため
予算削減のためと言う理由があります。フリーランスのエンジニアはあくまで雇われの身でしかありません。プロジェクトの予算などが削減されることが良くあります。これがどんな結果をもたらすかと言うと、人員の削減処置が施されるのです。人員削除になる場合、フリーランスのような身分が切られやすい一面があります。これにより、フリーランスのエンジニアは契約更新がされずそのまま終了と言うパターンになります。このパターンはエンジニアからしても何も対策を打つことができませんので、どうにもなりません。
スキル不足
スキル不足のパターンは実務経験が浅いエンジニアが良くあるパターンになります。これはある職務に対して任せようと考えていた業務をエンジニアがこなすことができず、他のエンジニアのリソースも割いてしまうことで、業務に遅延が起こってしまうケースです。これによりプロジェクトマネージャーは他の人員を探し出して、使えないエンジニアを契約終了にさせてしまうことがあります。これは個人パフォーマンスを重視する現場であったり、周りの人が圧倒的なスキルを持っている場合は比較対象が自分自身の実力と釣り合っていないことがあるため、クビになりやすくなります。
いじめやパワハラ
エンジニアがいじめやパワハラ、あるいはセクハラなどを行った場合は、契約途中でも契約終了になるケースが多いです。こんな例はまれですが、たまに見ることもあります。IT系の場合は陰湿ないじめが多いため、精神的な面で苦痛を与えるような嫌がらせが多いです。この場合は、問題を起こした人間が追放される傾向にあります。
案件終了に伴う契約終了
これはプロジェクト自体が終了になることにより、エンジニアの契約も終了するパターンです。このパターンはクビになるわけではないので、あまり気にすることはありません。

なぜスキルミスマッチが生まれるのか?
クビになる原因としてスキル不足と言うものがあります。これは以下のような原因があることによって起こってしまうのです。これからフリーランスとして働くことを検討しているエンジニアは対策を立てておくことをお勧めします。
虚偽の申告
これはエンジニア側による虚偽の申告がパターンの一つ目としてあります。本当はできないことをできると断言してしまったり、経験したこともないことを経験したということにしてしまうなど。スキルシートを盛りすぎて、クライアントを騙してしまうと言うパターンです。このパターンは現場に入ってからエンジニアが苦しむ展開にしかなりません。スキルに関しては、エンジニアは正直に申告をしなければならないです。ミスマッチが起こってしまうと、自分だけでなく周りのメンバーにも遅延が起こってしまうことがあります。
面談の問題
クライアントとの面談の問題も上げられます。これはいい加減なマネージャーなどが、応募者のスキルをちゃんと聞かずに聞き流してしまったり、とりあえず採用しておくか、と言う発想で何も考えず要員をプロジェクトに投入してしまう例が稀にあるのです。それ以外にも、ちゃんと業務で必須となるスキルの部分を面談で確認をしていなかったりするパターンもあります。この手のパターンはクライアント側に問題があります。
面談者が何もわかっていない
これは応募者からするとどうにもならないのですが、面談者となるクライアント側の代表者が、現場レベルの仕事の内容をそもそもわかっていない場合があり、とりあえず採用してしまうと言うパターンがあります。そしてその後、業務に入ってから色々なミスマッチが生まれてしまうのです。この手のパターンはクライアント側に問題があります。

気持ちの切り替えが大事
エンジニアは仮にクビになったとしても、落ち込む必要はありません。現在はITエンジニアは圧倒的に不足している時代です。仕事は選り好みしなければすぐに見つかりますから、気持ちの切り替えが大事です。ただし原因分析は必要です。自分のスキルに問題があるのか、エージェント会社に問題があるのか、クライアントに問題があるのかしっかり分析して次に生かすようにしてください。クビになったとしても、原因の半分以上は「運」のため、コントロールすることは出来ないです。いつまでも引きずっていても仕方ありません。
次の仕事探し
くよくよしていても何も始まりません。さっさと気持ちを切り替えて次の仕事探しをした方がいいです。IT業界の仕事は選ばなければいくらでも仕事はありますので、チャンス自体はいつでもたくさんありますので安心しましょう。
コーディネーターを変える
もしクビになった案件をフリーランスエージェントを通して決めた場合は、エージェントのコーディネーターを変えてみるということをお勧めします。もしかしたらスキル不足ではなく、双方のすり合わせ不足でミスマッチが生まれている可能性があるからです。スキルのミスマッチの場合はクライアントの問題、及びコーディネーターの問題です。
別のエージェントに登録
もし、現在のエージェントに対して不満を持っている場合は、登録するエージェントを変えてみるということも一つの手になります。新しく登録をして別のエージェントで活動することでうまく回る可能性もありますので、登録をして活動を始めてみましょう。
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