フリーランスITエンジニア:単価交渉のタイミング 案件における条件アップのコツ 紹介

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フリーランスエージェントを使って仕事を受注している方向けの記事になります。フリーランスエージェントを経由して仕事をもらうときに報酬額なども知ることができますが、この報酬額は交渉が可能なのでしょうか?そしてタイミングについても記事としてまとめています。

フリーランスエージェントで単価交渉は可能?

フリーランスエージェントを使っている場合、担当コーディネーターから案件概要と、想定される単価の提示がされます。提示される単価に関しては実は交渉が可能になっています。案件情報を確認すると、たまに「スキル見合い」と言う表示を見ることがあります。この場合は、交渉が可能な場合がとても多いです。それがかかれていない場合でも交渉が可能なときがあります。まずは仕事の内容を見て、報酬に見合わない場合は単価交渉をしてみたほうがいいでしょう。

就業案件での単価交渉のタイミング

単価交渉のタイミングは主に3回あります。それぞれそのタイミングについて説明をします。企業との仕事の際、案件獲得の際における実績アピールで大切な報酬をさらにもらうにはポイントがあります。副業だとしても以下のタイミングが良いです。提供する仕事の品質によって信頼関係を構築でき、仕事が継続できるようになり、スキルアップ、収入アップにつながっていきます。

案件紹介のタイミング

案件紹介のタイミングで、コーディネーターから報酬の提示があるはずです。このとき、想定される報酬が提示されますので、仕事内容と見比べてみて、報酬が安いと思ったらコーディネーターへ伝えてみてください。報酬を5万、10万アップはできるかどうか聴いてみると、コーディネーターはクライアントと代わりに調整をしてくれます。ただこの段階は、まだ応募前の段階で面談すら終わっていないので、最終的には面談をしてから最終的な報酬が決まってくることになります。

面談後のタイミング

実際にクライアントと面談をした後であれば、クライアント側も応募者のスキル具合がわかってきますので、報酬の交渉がかなり具体的に見えてきます。ここで、交渉して報酬アップをコーディネーターに伝えることで、クライアントと代わりに交渉してくれます。ただしここで注意なのはスキルに不安を持ったクライアントから、案件紹介時の報酬より低い報酬額を提示してくるパターンも少なくありません。ここは要注意です。

契約更新タイミング

実際に就業をしてから、契約を更新するタイミングで、クライアントに報酬アップを交渉することも可能です。このタイミングだとクライアントもエンジニアの実力が良く見えていますので、しっかり仕事ができていれば報酬アップにかなり前向きに応じてくれるでしょう。報酬アップ交渉はコーディネーターに言っておけば、彼らが代わりに行ってくれます。報酬アップを狙えるタイミングは恐らくここが一番可能性が高いです。

フリーランスエンジニアの単価相場はどれくらい?

フリーランスにおけるそもそもの相場と言うのはどれくらいなのでしょうか。以下の記事はあくまで参考程度のものになりますが、見てみましょう。あくまで参考であり、大事なのは今の提示を受けている仕事内容に報酬が見合っているかどうかです。

破談になることもある

単価交渉と言うのは実はリスクもあると言うことを知っておいてください。単価交渉をしたことで、破談になってしまうことが実はあります。理由は以下のことが原因です。

予算の都合

プロジェクトではだいたいの場合、予算が決まっています。ポジションに対して用意できる資金が決まっていることが多いため、これをオーバーしてしまうと、単価交渉をした結果、クライアントがあなたの採用を諦める可能性があります。

報酬アップに同意しない場合

クライアントがあなたの単価交渉を受け付けないパターンもあります。これはクライアントの思った以上にスキルが足りないと思ったときなどがまさにそれです。このパターンはだいたいあなたを諦めて他の人材を探しに移ってしまいます。

単価が上がる場合

では次に実際に単価が上がる場合はどのような時なのかを説明します。

成果を出した時

実際に納品して成果を出した時が最高のタイミングです。このタイミングで単価交渉をするのが最も最適なタイミングと言えるでしょう。クライアントが払う価値のあるエンジニアだということを認めれば単価は上げてもらえます。どれくらい上げてもらえるかは不透明です。

予算範囲内の単価要求

実力を見せても、単価アップの金額がプロジェクトの予算額を超えている場合は単価アップできません。これは実力や交渉の方法の問題ではなく、プロジェクトによるものなのでどうにもならないということです。この場合は、もうあきらめてプロジェクトを変えるか、予算の範囲内で単価アップをリクエストするしかありません。

役割以上の働き

もしプログラマーであるにもかかわらず、詳細設計、さらには基本設計までやっているのであればそれ相応の要求をすることは問題ありません。この場合も通る可能性は高いです。実装しか担当ではないのに、それ以上のことをしている場合は、相応の結果を出しているわけでもらえる権利があると言えるでしょう。

交渉スキルがあるエンジニア

交渉スキルを持っているエンジニアはとても強いです。交渉スキルは一度身につけると単価交渉以外の場面でも使えるようになり、業務調整でも交渉をしますし、会議で進捗や役割分担をするときにも交渉をしますからこの時にもこの経験は活かすことができます。エンジニアはコミュニケーションスキルがない方が多いので条件交渉術を身につけるととても優位に立てます。

技術アピールが一番大事

契約内容交渉のためにはもちろん何と言っても実績が重要。依頼を受けることで納品するもののクオリティを上げて貢献しましょう。これができないとそもそもクライアント担当者と交渉ができません。設定された納期を守ったうえで、さらにクオリティも高くするのが重要です。これができて成功して、ようやく報酬を上げる権利が生まれます。交渉術を持っているという付加価値があると有利です。

商流で需要のあるスキルが好ましい

java、ruby、C#、javascript、go、pythonやphpなど商業の世界で需要の高いスキルを持っている方は仕事も選べるし、報酬も上がりやすいです。人手不足のIT業界はいくらでも人材が仕事を選べます。市場価値も高く、価格も明確に高く設定できやすいのです。サポートやアピールするまでもなくスムーズに仕事をもらうこともできるようになります。

単価は交渉しないと上がらない

一般論ですが、エンジニアの単価はエンジニア自身がクライアントと交渉を直接しないと上げてくれないケースがとても多くあります。そのため、できるだけ交渉をするようにしましょう。勿論結果を出すというのが前提になりますが、交渉をしていかないと報酬はそのまま据え置きにされていきます。相手の反応を待つのではなく、自分から働きかけることも大事だということです。

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