フリーランスITエンジニア:Rubyプログラマーは終わった? 需要と将来性 オワコン言語の解説

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Rubyは日本人にはとても馴染みのあるプログラミング言語と言っていいでしょう。その理由は日本人によって開発された言語だからです。Rubyはこれからも需要が拡大し続ける言語と言われているため、かなり高い需要が期待されており、多数のフリーランスが活躍しています。

Rubyの歴史

Rubyというプログラミング言語が生まれたのはかなり前の話で、1995年になります。日本人である、まつもとゆきひろによって開発されましたが、当時はとても無名な言語で全く注目されていませんでした。実際にRubyが商業の世界でとても大きな需要を生むことになるのは、2000年代に入ってからのことになるのです。

Rubyの人気が広まったのはRuby on Railsの登場がとても大きいです。2004年に、デンマーク人プログラマーによって開発され、生産性の高さと利便性に注目が集まり、Rubyの使い手が急増しました。Ruby on Railsはソースコードの記述量を少なくすることができたり、開発効率を上げるという利点があるため、現在ではとても大きな需要を生んでいます。実際にRubyのフリーランスプログラマーはとても多くいるのです。

Rubyの特徴

Rubyには以下のような特徴があります。

コードが簡単

Rubyのソースコードはとても簡単な作りになっており、記述するのも簡単ですので、初心者にとても向いている言語です。そのため、習得するのもそれほど難しくないため、初心者には非常にお勧めの言語になります。

Ruby on Railes

Ruby on Railesとは、フレームワークです。フレームワークとはWebアプリ開発などに必要な機能を集めた枠組みのことでWebアプリケーションの開発を効率化できる便利なフレームワークです。Rubyはこれを使用します。

日本のプログラム言語

Rubyは日本人のまつもとゆきひろ氏が開発しました。プログラミング言語として、国際規格である「国際電気標準会議」ではじめて認定されています。Rubyは日本生まれのため日本人プログラマーが多い傾向にあります。

Rubyプログラマーの平均年収

Rubyプログラマーは会社員だとそれほど高い年収ではないことが分かります。以下はプログラマー全体の平均年収になってしまいますが、たった400万前後になっており、会社員の場合はあまり年収が高くないことが分かっています。しかしフリーランスになると、年収は大きく上がることになります。

Source : 求人ボックス

Rubyのフリーランスの単価は60万円~80万円になっており平均年収は700万円を超えることも可能になるため、年収も大幅アップが見込めます。しかしこれはあくまで、実務経験が豊富なプログラマーの話であり、実務経験が浅いエンジニアの場合は仕事が途切れてしまうリスクもありますので、自分のスキル次第になってしまいますので注意です。

Rubyプログラマーに必要なスキル

Rubyプログラマーとしてフリーランスをやっていくにはどのようなスキルが必要とされているのでしょうか。

Ruby on Rails

Ruby on RailsはRubyのプログラマーをやっていくに当たっては必須スキルになります。Rubyを使ったシステム開発の多くで採用されるのがRuby on Railsだからです。これはフレームワークであり、利用することにより、Webサイトの開発を効率的に行うことができるため、ほとんどの開発現場で必須要件になっています。短期間でも習得が可能で、VBA、C言語やC++などに比べれば難易度は低いです。

フロントエンドスキル

RubyはWeb開発のサーバーサイドを手掛けることが多いです。サーバーサイドとフロントエンドの開発はかなり密接な関係にあります。HTML、CSS、さらにはperl、Javascriptができるとさらに良いと言われています。要件としてこれらを挙げているプロジェクトはとても多いです。汎用性が高くなり、さまざまな市場で役立ち、幅広いニーズのあるプログラマーになれます。

ECサイトの開発経験

RubyはECサイトを開発することも多くあり、実際のところ、求人にも多く出ています。ECサイトの開発案件では、ポータルサイトやショッピングサイトの制作を行います。これらの経験値があると採用率がとても上がりますので有利になります。経験がない場合はスクール活用しましょう。技術が安定すると対応できる案件は増えていきます。業務ができれば探すことも困らなくなります。

Webアプリの開発経験

Rubyはアプリ開発の案件がとても多い傾向にあります。ソーシャルゲームなどのフリーランス案件が非常に多く、ほとんどの場合、Ruby on Railを扱うことになります。RubyでWeb系の開発案件があると、ある程度仕事を選べるくらいになります。さらにswift、go、python、phpも学習してできると分野にもよりますが企業からの案件獲得がさらに有利になります。シンプルですがとても優れた言語です。webサービス業界の新しい環境知識は伸ばしていきましょう。

Rubyプログラマーの将来性

Rubyの案件はとても多いです。そしてこれから減っていく見込みもないため、仕事に困ることはないでしょう。あくまでその人のスキル次第にはなってしまうのですが、いきなり需要がなくなるリスクはないため安心できるでしょう。またフリーランスになれば会社員よりも大幅な年収アップが見込めます。実際にRubyのフリーランスプログラマーはとても多くいます。

コスト削減

Rubyのメリットは、簡単に開発ができること。開発効率が極めて良いためスケジュールの短縮やコスト削減で大きな効果を得られます。大規模システムでもない限りはこの言語で開発することが可能なので、需要は高いままでしょう。規模の小さなレベルで仕事が多いので、もちろん世界的にも開発コストの費用削減をする傾向にあります。

既存Webシステム

既存WebシステムのかなりのおおくはRubyで作成されました。そのため既存Webシステムの運用や保守もあります。新規開発で採用されるケースが少なくなってるのですが、既存システムがとても多く出回っていますので、しばらく仕事が減る可能性はありません。柔軟な対応が求められるでしょう。スピードある開発をしてスキルアップさせていきましょう。

人材不足

そもそもRubyは技術者の数が多くありません。かるくやっている方はとても多いのですが、本格的にやっている技術者がいません。簡単すぎるがゆえRubyに飽きてしまうため、他に移ってしまうエンジニアが多く、熟練者が少ないのです。それがゆえに将来的にも仕事がなくなる可能性はありません。プログラマは常に成長が求められるため、色々なスキルを身につけていく必要があります。Linuxなどもやっていきましょう。

Rubyプログラマーの需要

Rubyプログラマーの需要はとても高い状態が続いています。ただしあくまでもRuby on Railsとのセットになります。Ruby on Railsができないとかなり苦戦するでしょう。Rubyの仕事はフリーランスエージェントに登録をすればいくらでもありますので安心です。数社登録しておけば、ある程度選べるくらいに仕事がありますし、年収も恐らく会社員時代よりも大幅に上がるでしょう。経験が浅い方は仕事に就けるまで時間がかかる可能性があるので注意してください。

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