エンジニアはタッチタイピングできない? プログラミングにタイピングは必要スキルなのか?

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プログラマーはタイピング練習方法について知っておらず、スピードのあるブラインドタッチができない方もいます。今回出来の向上のために記事で解説します。システムエンジニアやプログラマーとなるとめちゃくちゃタイピングが早くて、とても正確性も高いと言われがち。しかし実際はそうでもないエンジニアも多数いるのが事実です。実際にそのようなエンジニアはいるのでしょうか?

タッチタイピングができないエンジニア

タッチタイピングとはブラインドタッチとも呼ばれており、キーボードのキーの位置を見なくてもすらすらタイピングすることを言います。システムエンジニアやプログラマーならこんなのできて当たり前だろうと思われがちなのですが、意外にもホームポジションもわからず、数を速く打つことができない方は身近にいます。それはどんな方なのでしょうか?意識して覚えず、良い方法を知らない方は多いです。

プログラミングしない人

プログラミングを普段あまりやらない人はキーボード操作をする機会が減ります。プログラマーというよりシステムエンジニアがその傾向になりやすいです。これらのタイプの人たちは手を動かすことが苦手な人が多い傾向です。暇な時は基本ゲームやパソコンでpythonやphpなどの学習に集中しているのでスピードを気にしません。

システム営業、マネージャー

営業やマネージャークラスだと、なおさら手を動かす機会が減ります。これらの人たちはどちらかというと、常にお金の効率の良い計算や人員配置などで頭を使うことが多いでしょう。手を動かす実働部隊ではない方はどうしても触る機会が減りますから、初心者ほどブラインドタッチができない比率は上がっていきますし遅いです。ブラインドタッチをやってスピード上げるならプログラミング言語をやります。

システム業界未経験者

新卒で社会人になった若手、さらにはスクールなどで学んだ転職組で全く畑違いの分野からIT企業の開発に入社した方はブラインドタッチはできない傾向にあります。若い方であればPCに慣れている方は多いでしょうが、転職組の場合は分野によってはそもそもPCを触らないことも多いでしょうから、結果としてできないケースは多くなっていくでしょう。画面を見て単語を打ちこむだけなのに困る人はいます。

エンジニアの平均タイピング速度

現役エンジニアのタイピング速度は個人差がありますが、職種的にはプログラマーやデータ入力のアルバイトなどが早い傾向にあります。平均的な速度は1分間に200〜300程度くらいで あまり早くない人でもe-typingのAくらいにはなります。そのため、他の職業に比べればですが、圧倒的に早い人が多いのは事実になります。

遅くても問題はない

ブラインドタッチの速度は遅くても問題ありません。ブラインドタッチは勉強で得られる知識や経験ではなく、ただ書くだけというもので慣れればすぐに誰でも早くなります。プログラマーはコードの格速さを競っているわけではありません。大事なのはロジック、品質です。

時間が遅くても支障はない

ブラインドタッチの速度が遅くても時間が遅くても業務が滞ることはありません。指を早く動かして、練習すれば業務が早くなるというわけではないからです。覚えるのは簡単でwebで勉強すればすぐに習得できます。繰り返し続けていけば絶対スキルが上達します。javascript、htmlやcssなどの勉強のほうが大事です。

タイピング速度より重要なこと

エンジニアの場合はブラインドタッチなんかよりももっと大切なことがあります。それは実務能力です。実務能力は職種問わず以下の物が要求されるでしょう。これらのことはタイピング速度なんてことより100倍大事です。たくさん企業から仕事をもらえるかを考えれば、自然とRubyなどの技術の習得の必要性に気づきます。

想像力

プログラマーの場合は想像力が必要になります。プログラマーはある意味作曲家や作詞家に近いともいえます。想像をして組み立てるという力がなければ、システムを作り上げることはまずできません。

具現化能力

特にプログラマーの場合、プログラミングはパズルを組み立てる作業に近いです。ある機能を実装するにあたって、どのような処理が必要なのかを考えて、ピースごとにプログラムを作り、全体を繋げていきます。次の一手はこうする、次の一手はこうするという具現化能力が重要になります。勿論これは設計に当たるシステムエンジニアにも要求される能力になります。

論理的思考力

論理的思考力はIT職種全てに必須の要件です。物事の筋道を立てて、感情抜きにして考える力がないとそもそも仕事ができません。システムというのは、良くも悪くも自分が作った通りにしか動きません。そのため、しっかり筋道を立てられる人でなければ、システムは完成しません。条件分岐がうまくいってないのか、ループ処理がうまくいってないのか、分析して解決する能力が求められます。

タッチタイピングはどうでもよい

以上のようにタッチタイピングは早い方がいいでしょう。しかし仕事の能力とは直結しません。大事なのは論理的思考力や想像力、具現化する能力です。これらの力がある人は、会社員でなくてもフリーランスでも成功します。雇用形態は関係ないのです。大事なのはその人の持っている能力だということです。

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