インフラエンジニアは開発エンジニアよりもマイナーな印象がありますが、元ニートや元引きこもりが実際にエンジニアになるケースもあるのです。これはインフラエンジニアに限らずですが、IT職種全体に見られる傾向とも言えるでしょう。
IT業界はコミュニケーション能力が必須?
IT業界でいうコミュニケーション力というのは、シンプルにいえば周囲の人と会話をして仕事の共同作業ができるという意味でしかありません。IT業界は元ニートや元引きこもりがたくさんいることからもわかる通り、コミュニケーション能力はそれほど高いものを求められません。少なくとも、接客業や販売店スタッフレベルのコミュニケーション能力は不要です。
コミュ障とは?
コミュ障とはコミュニケーション障害のこと。コミュニケーション障害の定義は人とうまくコミュニケーションがとれない人を指しています。これは人に話しかけても思ったような反応が得られないことが原因で、対人コミュニケーションがうまくいかない状況を招いてしまい、普段の仕事などに障害が起こってしまうのです。この障害には2つのタイプがあります。
ダウナー系コミュ障
自己主張が苦手でおとなしく目立たず、周りの空気を読み過ぎて自分が苦労しがちなコミュ障です。このタイプはまさにITエンジニアにたくさんいるタイプで、ほとんどがこちらに当てはまるでしょう。
アッパー系コミュ障
目立ちたがりで自己主張も強いものの、周囲の空気を読めず、人とのコミュニケーションに問題を起こすと言うパターンです。話をじっくり聞くことが苦手な側面があるため、自己主張しかせず、相手とのキャッチボールがあまり成立しません。

インフラエンジニアはコミュ障でもなれるのか?
ここからが本題になるのですが、インフラエンジニアはコミュ障でもなれるのか?ということです。上記でも説明した通りになりますが、IT業界におけるコミュニケーション能力というのはそれほど高いレベルを期待されていません。必要な部分の意思疎通や調整が的確にできる人であれば、無口の人でも問題ないのです。以下の点だけは必須要件になりますので抑えておきましょう。
調整能力
たくさんのエンジニアが集まり、プロジェクトやチームを組んで進めるのが一般的なスタイルです。ネットワークチーム、データベースチーム、プログラミングチームなど、他のチームのメンバーと会話をし、お互いの要望などを擦り合わせてから仕事をします。この調整をするときに会話が必要になります。
論理的思考力
実際に仕事を進めるためには論理的思考力が必須です。ITの仕事は感情論では仕事はできません。合理性、そして無駄のない作業を重視する必要があり、そのためには周囲との議論や相談も必須事項になります。
リーダーシップ
リーダーシップと言ってもマネージャーを指しているわけではありません。自分の担当作業分に関しては自分がリーダーシップを発揮する必要があります。自分が主導して仕事を進めなければならないのです。

インフラエンジニアは陰キャラ向き
インフラエンジニアは陰キャラのような知識オタクにはとても向いています。インフラエンジニアが取り扱う領域は、サーバー、ネットワーク、データベース、クラウド環境などの専門知識が必要です。そのためとてもこの性格とマッチしやすいです。そのため「常に学び続ける姿勢」が要求されるのですが、オタクは同様の傾向が見えますからとても相性がいいのです。
フリーランスになるエンジニアもいる
数年経験を積んだエンジニアはフリーランスになる傾向があります。これはフリーランスのほうが年収が圧倒的に高くなるからです。インフラエンジニアがフリーランスになると年収600万~700万もいけますので、興味がある方は登録からしてみるといいでしょう。
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