フリーランスは会社員でもなることができます。近年副業が認められる傾向にあり、土日にも仕事を始めるエンジニアが増えてきています。会社員でありながらも、副業としてフリーランスのエンジニアになることができる時代なのです。
プログラマーの副業増加、それはなぜ起こっている?
本業の仕事を継続しつつ、土日だけ副業としてプログラミングの仕事をしている会社員が急増してきています。パーソルキャリアのメディアが調査した結果によると、副業をしているエンジニアはもう40%にも上ることが分かりました。パーソルキャリアの調査では500人のエンジニアに質問をしたところ、「副業をしたことがない」と回答したITエンジニアが約60%と最も多く、副業経験率は「過去に副業をしていたが、現在は本業のみに専念している」という人を含めても40%という結果となりました。
Source : ITエンジニアの「副業のリアル」調査レポート – TECH Street (テックストリート) (tech-street.jp)

副業解禁企業はやや鈍化
その一方で、副業を認める求人はやや鈍化気味です。横ばい気味になっており、副業を認めることで本業が疎かになることを恐れた企業もいるようです。2020年4月以降、平均150%超で推移していますが、直近は2019年4~6月に比べると伸びが鈍化しています。
Source : ITエンジニアの「副業のリアル」調査レポート – TECH Street (テックストリート) (tech-street.jp)

副業の平均月収は9千円未満〜4万円
週に数日働くと言う副業ですが、実際のところは9000円~4万円あたりがとてもおおいようです。解答者は80名で、全体の8割以上が4万円以下になりました。平均「100万円以上」の月収を得ているITエンジニアは副業を5つ掛け持ちしているようでした。
Source : ITエンジニアの「副業のリアル」調査レポート – TECH Street (テックストリート) (tech-street.jp)
フリーランスエージェントのおすすめ
プログラマーやシステムエンジニアの仕事を副業として探す場合は、フリーランスエージェントがおすすめです。フリーランスエージェントの場合は、キャリア相談や税金などさまざまなサポートを受けられるのも魅力です。週1日からの仕事もあり、さらには土日だけでも人手が欲しい企業からの依頼を受けることが可能です。求人は在宅勤務と常駐型が2つあるためできるだけ、在宅勤務を選んだ方がいいでしょう。下記記事を参考にしてもらえればと思います。
副業におすすめの条件
実際にエージェントに登録して副業を探す場合はコーディネーターにお伝えすることで探してくれるようになります。仕事を探す場合、以下のような求人を探してもらうことが好ましいです。
土日のみ稼働の求人
本業は普通平日にあるため、平日に受注するとダブルブッキングになってしまい、仕事をこなすことができません。ただ土日のみ稼働の案件はボリュームも小さく、空いた時間を活用して進められるようなものが多いです。そのため、いきなり見つかるとは思わないほうがいいです。
週1日~の求人
指定した日でなく、週1日か2日からの求人を探すことが好ましいです。この条件であれば本業と両立することも可能になります。この点も登録時にコーディネーターに伝えるといいでしょう。
経験スキル
いくら副業とはいえ、経験分野やスキルを活かした仕事をすることが一番手っ取り早いです。経験を活かした仕事の方がマッチングがしやすいからです。

おすすめできない副業案件はどのような例?
一方で、おすすめできない副業案件の特徴があります。どのような案件の探し方が危険なのでしょうか?webサービスにもよりますが、リモートだとしても、以下のような開発の募集掲載は辞めておきましょう。
クラウドソーシング
ランサーズやクラウドソーシング、クラウドワークスなどで仕事を探している人がいるのですが、これはお勧めしません。理由としては、安い仕事がとても多いことが挙げられます。せっかくスキルがあっても報酬が安いのであればあまりおすすめはできません。買い叩かれることが非常に多いため、個人的には推奨しません。業務内容も単純で技術も求められず、時給も安くなりがち。フル稼働も職種によっては望めません。
SNSで案件を受注
近年目立ってきているのはSNSで仕事を探している方が良く増えてきていると感じています。しかしこれは結構危険で、詐欺率がかなり高いです。実際に面談をしたところ、お金を請求されたなどと言う事例がとても増えています。そのため、SNSのみでは確実な案件獲得には繋がりにくいでしょう。講師などの人材募集などは安月給になりがちです。プロジェクトを確認すると、予算がないゆえに収入もあまり望めないことが多いです。そのため方法をSNSで募集をかけているわけです。
友人から案件を受注
かつて一緒に仕事をしていた仲間から案件を受注したり、以前在籍していた会社から案件を受注するケースもあります。このケースであればとても安心です。わざわざ一から仕事を探す手間も省けますし、お手軽に仕事をすることでお金が稼げます。幅広い人脈を持っている場合は、友人や知人からのツテだけでも利益が出せる可能性があります。クライアントとしては最も信頼できる筋です。
求人サイト
求人サイトから副業の仕事を探すことが可能ですがあまりおすすめしません。理由としてはどちらかと言うとフルタイムで活動できる方を探している企業が多く、副業と言うよりは転職と言ったほうがいいでしょう。豊富な仕事、作業がありますが、独立ではなく、未経験向けのシステム開発の社員雇用採用が多いです。
事業立ち上げ
上記どれも気に入らない場合は自分で事業自体を立ち上げてしまうこともお勧めです。自作アプリを作ったり、ゲームを製作したりして販売することでお金を稼げます。この場合は良くも悪くも自分ですべてコントロールできますので、リスクがありません。ただし事業立ち上げる際はとても労力はかかります。場合によっては人材採用もしなければなりません。デザイナー、コンサルタント、ディレクターなどが必要になるでしょう。もちろん複数ポジションで充実した人が必要です。ビジネスをするにあたって就業規則なども決める必要があります。
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