フリーランスITエンジニア:東芝はやばい? 案件の特徴と単価

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東芝と言えば日本を代表する企業で、グループ会社は300社以上ありますのでネットワークもとても広く、フリーランスがこの企業から仕事を受けることはよくあるはずです。そこで東芝の内情と、フリーランス案件の特徴を説明していきます。

会社概要

東芝は日本を代表する大手企業です。平均年収は892万円です。さらにはグループ全体で見ると従業員は10万人を超えており巨大企業であることがよくわかるでしょう。

企業名株式会社東芝
設立年1875年
本社所在地東京都港区芝浦1-1-1
従業員数116,224名
資本金約2,008億円
売上約3兆3,370億円
平均年収892万円

福利厚生

東芝は大手企業であることから、福利厚生はかなり充実しています。採用条件は中小企業と比べると圧倒的に恵まれているので、就職を希望する方も多いでしょう。

TOSHIBA

  • カフェテリアプラン
  • 住宅・家賃費補助
  • 社員寮・社宅
  • 弔慰金・見舞金
  • 企業年金制度
  • 財形貯蓄
  • 従業員持株会

東芝はやばい?

東芝はやばい会社と言われています。その理由は以下のようなものが挙げられます。

残業が長すぎる

東芝の残業はとても長いことで知られています。面接などでもはっきり答えてくれるのですが、残業が長いことを人事も認めているレベルで残業が多いです。東芝の場合は申請すれば月99時間まで残業できます。

トップダウン型経営

東芝は典型的なトップダウン型の経営をしています。東芝は良くも悪くも日本人型の経営をしていますので、トップの意見には従わなければならない風土にあります。それがゆえに組織が腐敗するという問題もあります。

粉飾決算

東芝は2010年代に粉飾決算が問題になりました。不正会計問題が2015年に問題となり、2008年度から2014年度第3四半期にかけて1500億円以上の利益が水増しされました。これに対して、歴代社長3名が引責辞任しました。

就職は負け組

東芝は上記のような事件があったため、腐敗した組織と言うイメージが定着し、就職を希望する若年世代が少なくなっています。つまり東芝は20代から30代の若年世代にとってはそれほどうまみのある会社ではありません。

フリーランス案件の特徴

それではフリーランス案件の場合はどのような特徴があるのでしょうか?

案件単価、仕事の種類

案件の単価は40万円~70万円くらいの仕事がおおいです。この会社は大手企業ですが、社員は実質管理屋ばかりなので、手を動かす要員が常に求められています。特にテスターやプログラマーの案件はとても多いのが特徴です。仕事はシステム開発に限らず、インフラ関係もおおくありますので、仕事の幅はとても広いことでも知られています。

多重派遣、偽装請負

このような大手企業で老舗の会社と言うのは日本独自の多重請負構造になっています。得体のしれない中抜き会社が多く、中間搾取を何度もされてしまいますので、仕事の内容の割には単価が低いという問題を抱えています。そのため、単価重視で仕事を探している方には電機メーカーなどはおすすめできないです。そのためフリーランスで働いているにもかかわらず、よくわからない会社から仕事の指示や勤務表の提出を求められるケースがありますので注意です。

在宅勤務は少ない

これらの老舗の企業と言うのは基本的に考え方も古く、時代に適応できない会社が多いです。それがゆえに在宅勤務は少ない傾向にあります。常駐メインになるため、子持ちや、既婚者などにはあまりお勧めできない案件と言えるでしょう。

フリーランス案件はエージェントがおすすめ

これからフリーランスのエンジニアを目指す方にはエージェント会社に登録することをお勧めします。エージェント会社はどんどん求人を紹介してくれますので、数年経験を積んだ方であれば、十分フリーランスとして生活していくことが可能ですし、給料も中小IT企業の2倍、3倍となりますのでおすすめになります。

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